日本が一夫多妻になってもいいことなんかないから嫁を愛せ
昨日、ひときわ大きな声で「一夫多妻制」を唱える居酒屋革命家がいました。
「おれ、ぜってー一夫多妻制賛成だわーー!しゃdljぁ」と声高々。
その主張が顔面偏差値に見合っているか確認したろと思いたち、トイレがてら顔を覗いたら中の下。薬指に指輪あり。
馬鹿かなと。
一夫多妻制になったら男が幸せになるなんてのは幻想。
待ち受けるのは、今以上に辛い修羅の国だ!
一夫多妻制とは、一人の男性が複数の伴侶を持ってもいいという制度だ。
これだけ聞けば「ハーレムやんけ」と男は血湧き肉躍るが、そんな甘いもんじゃない。
もし一夫多妻制になった場合、男前(あるいは金持ち)に一極集中するからだ。
しかし草刈正雄には、大塚悦子。役所広司には河津 左衛子という奥さんがいるから、マダムたちは禿げたおっさんで甘んじているわけだ。
しかし一夫多妻制になったら、草刈正雄、役所広司はいわばフリー。
草刈正雄、役所広司がフリーなら、禿げたおっさんと付き合う道理などなくなってしまうわけである。
「愛があるから!」というもの好きな女性もいるかもしれないが、それは結果論。
一夫多妻制が前提にあるなら、果たしてその愛は実っただろうか。
思い返して見てください
爽やかな汗を流してレイアップシュートを決めていた2つ上のバスケ部の先輩。
彼女がいるのに人数合わせでコンパにやってきたかわいいMくん。
仕事の失敗を助けてくれたダンディな既婚者のK部長。
これが全てフリー!
これのどこに禿げたおっさんとの愛を実らせる必要があるのだろうか!
と、このように女性は一夫多妻制となった場合、「爽やかな汗を流してレイアップシュートを決めていた2つ上の先輩。」「仕事の失敗を助けてくれたダンディな既婚者のK部長。」と結婚することができるようになる。
なので、革命を成し遂げようと居酒屋で声高々に「一夫多妻制賛成!」とシュプレヒコールと叫ぶ中の下くんと結婚してくれた女性は、あのときのあの人の元へ去っていわけだ。
わかるかい、中の下くん。
事程左様に、キミは独身。今度の独身生活はなかなかつらいよ。
なにせ、今度の独身生活は一夫多妻制だからね。
どこのだれが、世の男前がフリーになった今、中の下のキミを相手にしてくれるかな?
キミは今まで「一夫一妻」という制度にどれだけ助けられたか知るだろうよ。
知ったところでもう遅いがね…
だからーーーーーー!
そんな馬鹿なこと言ってないで、嫁をしっかり愛せバカタレ!